2010/03/25 Update

★従来の32ビットOS版に加え、64ビットOS版をリリースしました。 AZ-Prolog64bit版は64ビットOSのみ、AZ-Prolog32bit版は32ビットOSにのみインストールできます。 (AZ-Prolog64bit版には32ビット版Prologインタプリタも含まれています)  
【動作環境】
・64bit版は32bitOSでは動作しません。 ・64bit版:64bit Windows (xp,vista,7) ・32bit版:32bit Windows (xp,vista,7),64bit Windows(xp,vista,7) ・memory: 64bit版は6G以上を推奨  
【Version5と今回のリリース版との相違】
V5 V6(32bit版) (64bit版)
Installer
AZ-Menu
<インタプリタ>
Window版
Console版
CGIインタプリタ
日本語解析機能付インタプリタ
<コンパイラ>
Abstruct Machine Code 生成
スタンドアローンアプリケーション生成
<マニュアル:拡張機能>
並列処理支援
WindowsAPI
内蔵エディタ
DCGトランスレータ
その他ユーティリティ述語
Neuralnet述語
OLEオートメーション
ODBC述語
鬼車パッケージ
MeCab/CaBocha
<その他>
整数の範囲 -2147483648 ~2147483647 同左 -9223372036854775808 ~9223372036854775807 (e_register/3,repeat/1同)
数値アレイ 1,2,4byte 同左 1,2,4,8byte
セルサイズ 8byte 同左 16byte
 
【主なVersion 6 仕様上の変更、追加、注意】
<インタプリタ>
1) スタック、ヒープ領域サイズの指定は次の順で決定されるように、prolog.defからの領域設定の追加。 デフォルト(コンパイル時決定) -> 起動ディレクトリにある領域設定ファイル “prolog.def” -> 起動時パラメータ (-g -l など)
2) 組込述語の追加
leash2/1 trace 時のVerbosMode Arg1=0:least,1:middle,2,3:most
s_flush/0 標準出力バッファの強制フラッシュ
s_can_read/1 ストリームに読み込めるデータが送られてきているときに成功 Arg1=Stream
s_can_read/2 ストリームに読み込めるデータが送られてきているときに成功、Arg2にデータ長を返す
3) 数値演算
整数と浮動小数点数(倍精度)の混在する計算結果は浮動小数点数になりますが、64bit版は浮動小数点数の仮数部(52ビット)よりも整数の範囲が大きいため、大きな整数の演算では、計算結果が情報落ちすることがあります。
?- X is 9007199254740993,Y is X+0.0,Z is integer(Y).
   Y  = 9007199254740992
< コンパイラ >
1) コンパイラ指示: “/s マシンスタックサイズ(Kbyte単位) ” を追加。 デフォルトではLocalスタックと連動
2) dynamic 宣言の追加: 述語をコンパイルせず、インタプリタコードのままとする宣言。
3) 暗黙のdynamic宣言: ソースコード解析時にretract,clause,など項として取り扱っている述語は暗黙でdynamic宣言します。
4) 暗黙のpublic宣言: コンパイルファイルにtop_level/0もpublic宣言もないソースファイルはpublicallと見做します。
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