AZ-Prologは日本語形態素解析エンジン「MeCab」と、日本語係り受け解析器「CaboCha」のインターフェースを拡張機能として提供しています。
この機能を使うためには「MeCab」及び「CaboCha」のインストールが必要です。
2014年3月現在、OSによって提供範囲が次のようになっています。
Windows 32bit | Windows 64bit | Linux 32bit | Linux 64bit | |
MeCab | ○ | ○ | ○ | ○ |
CaboCha | ○ | × | × | × |
1)MeCabインストール
日本語形態素解析エンジン「MeCab」のダウンロードサイトはここです。
2013年12月現在、AZ-Prolog Version7はmecab-0.996.exe版を使って動作確認をおこないました。
インストーラーの指示に従ってインストールしてください。
2)CaboChaインストール(Windows 32bitのみ)
日本語係り受け解析器「CaboCha」のダウンロードサイトはここです。
2014年3月現在、AZ-Prolog Version7はcabocha-0.66.exe版を使って動作確認をおこないました。
インストーラーの指示に従ってインストールしてください。
※ 最新版ではございませんので注意してダウンロード、インストールをしてください。
3)MeCab、CaboChaインストール後の設定作業
環境変数PATHに「MeCab」と「CaboCha」のインストール先「binディレクトリ」を両方とも追加してください。
なお標準インストールされた場合、以下の場所となっております。
対応OS | MeCab | CaboCha |
32ビットOS | C:\Program Files\MeCab\bin | C:\Program Files\CaboCha\bin |
64ビットOS | C:\Program Files (x86)\MeCab\bin | C:\Program Files (x86)\CaboCha\bin |
環境変数の追加方法については、2-1-2.環境設定をご参照してください。
また、Windows64bitの場合のみ、AZ-Prologパッケージで提供している64bit用dllとlibをMeCabインストール先にコピーが必要となります。
「%AZ-Prolog%\macab64」にコピーバッチ”install.bat”がありますので、同ファイルをテキストエディタで開き、インストール先を確認の上、必要であれば書き換えてください。
コマンドプロンプトを「管理者として実行」で開き、コピーバッチ先のディレクトリへ移動の上実行してください。